メディアの隙間から

10数年にわたるPRマン時代の感性をベースに、メディアに日々接する中で感じた??を徒然なるままにつぶやく。2020年末に本当に久しぶりに再開

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

何故か急増、食品回収広告の怪?

このところ連日のように食品回収の告知広告が目に付く。今日、何故か眼に留まって1週間分ほどのバックナンバーを繰ってみたら、社会面の終面にズラッと並んでいる。すべて見たわけでないが、ほぼ毎日掲載されていただろう。改めて眺めてみるとなんとも奇怪…

現象の背景に潜む意図を汲み上げよう

アジアの盟主を密かに狙っているかの国には、十分注意を払わなければならない。アジアの環境汚染を一手に引き受けたようなエネルギー消費状況や軍備増強など、目が離せないが、特に気を配るべきは巧みなプロパガンダだ。外交戦略の手段として効果的に生かす…

警察は100%完璧であってほしい

我々の平穏は、全国20万人以上の警察官によって護られている。彼らの99%以上が正義感に溢れ、人情に厚く真実を何よりも尊ぶ人々である。しかし、残念ながらそうではない人間がいるのも事実だ。そのごく一部の人間達によって冤罪事件が起こる。原因は、悪意…

日本文化に自信を持とう

ヘルシー志向や独特の高級感のせいもあってか、欧米で日本食がブームとなって久しい。特にアメリカでは、日本からの進出だけでなく、現地資本による和食レストランもずいぶんと増えているらしい。こうした事情を背景に、14日付けの読売新聞に面白いニューヨ…

不祥事対応で何も学ばない企業

またしても有名企業の不祥事、というより不祥事隠しだ。不祥事を起こしたことはもちろん問題なのではあるが、それ以上にその不祥事を隠そうとすること、つまらない言い訳を連ねることの重大さを、いまだに経営陣は理解していない。洋菓子の名門不二家が、消…

世界では通用しない中国の文化感覚

今週発売の週刊アスキーで面白い記事を発見した。中国ではコピーデザインが当たり前で、著作権侵害などという概念自体がないのではないか、とはよく指摘されることである。しかし、こんな意外なところにまで盗用がまかり通るとは、何をかいわんや。中国はデ…

子供たちに肌で触れることを知って欲しい

年明け早々になんとも凄惨な殺人事件が発生した。一見仲のよさそうな裕福な家庭を舞台にした兄弟殺し。きっかけは、妹の「頑張らないないと夢も見られないよ」とのどうという事もない一言だったという。その一言で、ひとつ年上の兄は妹を殺害しただけでなく…

子供に必要なものは?

07年初めの毎日新聞の特集記事をウェブで読んだ。「子どもの空間」と題したその記事は、学校はいらない、先生は母と祖母と曾祖母なのだという。岐阜県在住の小学校2年生のその女の子は学校には行っていない。母親が算数や国語を教え、祖母がそろばんと畑仕…