メディアの隙間から

10数年にわたるPRマン時代の感性をベースに、メディアに日々接する中で感じた??を徒然なるままにつぶやく。2020年末に本当に久しぶりに再開

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

 シュレッダー事故の語られない裏側

先のパロマ製湯沸し器の死亡事故に続く、家庭用シュレッダーで幼子が指を切断するという事故では、「またもやメーカーの責任か?」といった論調の報道ばかりが目に付く。しかし、湯沸かし器事故と今回のシュレッダー事故は同じ土俵で論じてもいいものだろう…

<データ・夏休みと宿題>

学制施行2年前の1870(明治3)年、東大の前身、大学南校が7月21日から1カ月間を休みにしたのが夏休みの始まり。「維新前は盆休みだってせいぜい5、6日だったのに」という批判も出たというが、学制がしかれると、義務教育にも取り入れられた。期間…

宿題の宿痾と宿業

古稀を迎えた従姉と久しぶりに会ったら、「夏が来ると、あなたに宿題をやらされたことを思い出す」と冗談半分で古傷を持ち出した。確かに小学生の頃は夏休みとなれば叔父の家に遊びに行き、従姉たちに宿題を手伝って、というより肩代わりしてもらった。工作…

データコラム「Nipponチャチャチャ」

[執筆:三木 賢治(みき けんじ)]ジャーナリスト。1949年生まれ。 73年、毎日新聞入社。社会部で事件取材の経験が長く、社会部デスク、編集委員、「サンデー毎日」編集長などを経て、現在は論説委員。◎日本の文化や習慣をテーマに、いろいろなデータを…