メディアの隙間から

10数年にわたるPRマン時代の感性をベースに、メディアに日々接する中で感じた??を徒然なるままにつぶやく。2020年末に本当に久しぶりに再開

<データ・広がった狭き門:◎大学・短大への進学率>

  • --年------ 計 ------ 男 ------ 女
  • 1955 --- 10.1 --- 15.0 ----5.0
  • 1960 --- 10.3 --- 14.9 ----5.5
  • 1965 --- 17.0 --- 22.4 ---11.3
  • 1970 --- 23.6 --- 29.2 ---17.7
  • 1975 --- 37.8 --- 43.0 ---32.4
  • 1980 --- 37.4 --- 41.3 ---33.3
  • 1985 --- 37.6 --- 40.6 ---34.5
  • 1990 --- 36.3 --- 35.2 ---37.4
  • 1995 --- 45.2 --- 42.9 ---47.6
  • 2000 --- 49.1 --- 49.4 ---48.7

 全国の小学校の数は1875(明治8)年にすでに2万4303校を数えており、2000年の2万4106校を上回る。戦後はほぼ2万4000から2万5000校台で推移している。中学の数は1948(昭和23)年に最多の1万6285校を数えた後、漸減傾向を続けており、2000年は1万1209校。
 高校は1948(昭和23)年に3575校だったが、団塊の世代が入学する前の1960(昭和35)年に4598校に増え、同世代がとっくに卒業した後の1980(昭和55)年には5208校まで増加。その後も増え続けて現在まで5500校レベルで推移している。
 大学は1945(昭和20)年が48校。同世代の多くが在学していた1970(昭和45)年は382校だったが、その後急増を続け、1990(平成2)年に507校、2000年は649校を数える。進学率も学校数に相応して増加しており、同世代が通り抜けた後で教育環境は向上していると映る。