メディアの隙間から

10数年にわたるPRマン時代の感性をベースに、メディアに日々接する中で感じた??を徒然なるままにつぶやく。2020年末に本当に久しぶりに再開

2004-10-01から1日間の記事一覧

<データ・稲刈りのミニ知識>

品質改良と稲作技術の向上に伴って、水稲の反収(10アール当たり収量)は統計の残る明治18年からの百有余年間に約2・6倍に伸びた。しかし、作付面積は新田開発が大正期に限界に達し、戦後は増産策から一転した減反政策の影響で減少、最盛期の半分近くまで…

嘆きの稲穂

稲刈りシーズンを前に、宮城県の穀倉地帯を歩いてきた。見渡す限り、黄金色に輝やく稲穂の波。渡ってくる風もかぐわしい。農耕民族のDNAが騒ぐせいか、収穫前の田んぼに立つと、なぜか、心が弾んで満ち足りた気分になる。豊作となればなおさらだ。 駆け出…

データコラム「Nipponチャチャチャ」

[執筆:三木 賢治(みき けんじ)]ジャーナリスト。1949年生まれ。73年、毎日新聞入社。社会部で事件取材の経験が長く、社会部デスク、編集委員、「サンデー毎日」編集長などを経て、現在は論説委員。◎日本の文化や習慣をテーマに、いろいろなデータを踏…